お引越しの流れ

 

 お引っ越しには公的手続きやライフラインの確保など、細々とした手配が目白押し。直前になってから慌てないように、このチェックリストを活用してスムーズなお引っ越しをしましょう。

 

 旧居の解約の通知 賃貸の解約通知は30日前までが一般的ですが、契約によっては40日以上前というところもあります。現在、賃貸に住んでいるなら手元の契約書を再度チェック。
 引っ越し会社に見積依頼 引っ越し業者に頼むときには1社に限定せず、何社かの見積を取って比べてみましょう。レンタカー利用の場合も希望日に車があるかの確認は早めに。仮押さえをしておくと安心です。
 粗大ゴミの手配 旧居管轄の清掃局へ(処分の方法、料金、回収日などは自治体によって異なるので早めに電話で確認し、回収の予約を入れる。勝手に近所に捨てるのは違法行為です。都内の粗大ゴミ受付センターは、TEL : 03-5296-7000)
 転校手続き 市区町村で異なるので、必要な手続きは担任の先生に確認。

 

 新居への引っ越し日の通知 引っ越しの日が決まったら、新居の不動産会社や管理会社に引っ越し日を連絡。
 荷造り用品の手配 スーパーに頼めばダンボールは手に入るけれど、引っ越し会社に頼む場合でも、ダンボールは早めにもらいましょう。
 荷造り 普段使わない物や、季節ものの衣類などから始めるのがコツ。新居のレイアウトも決めておきたいですね。
 電話 NTTは116番。
 郵便物の転送依頼 最寄りの郵便局に転送依頼用のハガキがある。これを出せば1年間、無料で旧住所からの転送を行ってくれます。

 

 転出届 旧居の市区町村(転居14日前から受付)
 印鑑登録の廃止 旧居の市区町村
 国民保険 旧居の市区町村
 児童手当など 旧居の市区町村
 電気 旧居管轄局へ電話(使用開始は新居備え付けのハガキで)
 水道 旧居管轄局へ電話(使用開始は新居備え付けのハガキで)
 ガス 新・旧管轄局へ電話(立ち会いが必要
 インターネット 契約プロバイダ
 新聞代の精算 管轄の販売店
 NHK、衛星放送、ケーブルTVなど 契約TV局、NHK係員へ
 銀行・郵便局口座の住所変更 口座のある銀行・郵便局
公共料金等の自動振り替え手続き 変更まで1カ月ほどかかるので早めに手配。住所変更届の書類をもらっておきましょう。
 保険・クレジットカード 契約会社へ
 新居の清掃 部屋のキズなど、気がついたところは事前に管理会社に報告し、大きなキズなどは写真を撮っておくといいでしょう。

 

 家族のダンドリ確認 旧居・新居の荷物の搬出・搬入の立ち会い、移動の方法などを事前に決めておけば、イザというときも安心。「携帯電話があるから」と、ぶっつけ本番は避けましょう。
 冷蔵庫の中身を処分 引っ越しの前日にはコンセントを抜いて、水抜きをっしておきます。庫内に霜がビッシリついていたら、2~3日前から完全に霜取りをする必要があるので早めにチェック。そして、新居に着いたらスグに電源を入れてはダメ。冷蔵庫が落ち着くまで3~4時間はそっとしておきましょう。
 洗濯機の水抜き 洗濯は引っ越しの前々日までに済ませましょう。濡れた洗濯機はもちろん、濡れた衣類を運ぶのは大変です。
 貴重品・身の回り品の整理 貴重品は必ず手元にまとめておき、着替えや洗顔用のアメニティグッズなどは、1泊2日の旅行を想定して支度をしておくといいでしょう。
 お金の用意 当日は現金精算が多いので、お金は余裕を持って用意しておきましょう。
 ご近所への挨拶 大型車の駐車や騒音などで迷惑をかけるので、挨拶は忘れずに。

 

 忘れ物の確認 荷物を積んだらもう一度、ベランダや下駄箱の中などを入念にチェック。間違って備え付けの家具まで運び込んではいませんか?
 清掃(旧居) 「立つ鳥跡を濁さず」。お世話になった部屋はキレイに掃除。そのためにも掃除機は最後に積み込むこと。新居では最初に掃除機が活躍。
 電気のブレーカーを下げる 旧居を出るときには必ずブレーカーを下げ、新居では、まずブレーカーを上げる。忘れやすいので注意!
 ガス(旧・新居)閉開栓時の
立ち会い
ガスの閉開栓は時間帯予約で立ち会いが必要になるので、作業時間帯には必ず誰かが居るようなダンドリを。
 新居のご近所への挨拶 集合住宅の場合でも、上下左右の部屋にはご挨拶。手みやげはタオルや洗剤など500円程度の消耗品がベター。「引っ越しといえば、そばでしょ」というのは、もらった方が困ってしまう。

 

 転入届 新居の市区町村(転居後14日以内)
 国民年金 新居の市区町村
 印鑑登録 新居の市区町村
 運転免許証 新居管轄の警察署(住民票が必要)
 車庫証明 新居管轄の警察署(証明書類が必要)
 自動車・バイクなどの登録 新居管轄の陸運局(転居後15日以内)